art

2010年12月19日

たたずむ-豊島美術館-

その空間に入った瞬間、「?」というのがファーストインスピレーション。

≪何もないじゃん≫

そう思った矢先に、目に飛び込んできた「動き」。

≪何か動いてる!≫

そして、わたしはその作品にただただ心を奪われてたたずんでいました。


豊島(てしま)美術館


今年の10月17日にオープンしたばっか。
瀬戸内国際芸術祭のパスポートを使って入りました。


ホントにシンプルな美術館で、この『母型』という作品と、カフェギャラリーと受付(とお手洗い)の3つの白いコンクリートの建物しかありません。

たった一つだけの作品なんですが、これが素晴らしかった。

こんな発想があり得るのかと。

豊島美術館はひとりで行ったため、残念ながらその場で感想を共有できる
人がいなかったんだけど、他に来てた人が話している内容を聞いてると
「なるほどな~」と思うところもありました。


この作品は、季節、天候、日時によって表情を変えます。

また来たい。

そう強く思いました。


PC045261a
















PC045258a



向かって右にある小さい四角い建物が受付。

左がカフェ。

真ん中の穴の開いた建物が『母型』です。





PC045262a


ぐるっと回る感じの順路。













PC045264a


これが入口です。
中は撮影禁止です。シャッター音が響くため。


PC045263a


中へは靴を脱いで入るんだけど、ストッキングをはいていたわたしに
「そんなんじゃ寒いですよ!」と言って、スタッフの方に靴下をいただきました。

すごい心遣い。

ありがとうございました。お陰で足元が冷たくなかったです。


今回で3回目となった瀬戸内への旅路。
来年もまた行こう。

PC045253a


お花畑がキレイだった。

今回はフェリーの関係でだいぶ急ぎ足だったから、次回は豊島全体をじっくり見ようっと。

bubba_gump at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2010年08月17日

アートに酔いしれる(Wien旅行記2日目前半)

Wien2日目は美術史美術館Kunsthistorisches Museum, Wien)から始まりました



P8103946a




絵画がとても好きなのですが、何せ膨大な量
とてもじゃないけど数時間で全部は見られないため、見どころのみをチェック


P8103890a

















P8103941a


















ここで驚いたのは、間近まで近寄って見られることと、写真OKなこと
日本じゃ絶対にありえないからね。


P8103892a
フェルメールの
『絵画芸術』
(Vermeer
"Die Malkunst")


バシバシ写真を撮ったよ









P8103898a

アップで撮る。

このフェルメールの
「ブルー」は本当にきれい。












P8103901a

フェルメールと父。

でも、ぶれた。













何と、ここでばったり大学の後輩親子に遭遇
ウィーンで会うなんて(笑)すごい偶然。


BlogPaint


今年社会人1年目の
彼女とは3年ぶりに再会!

現在、名古屋勤務だって。
記念に一枚









P8103905a

ブリューゲルの
『バベルの塔』
(Brugel
"Tower of Babel")











P8103914a

ブリューゲル
『農家の婚礼』














P8103915a

ブリューゲル
『雪の中の狩人』














P8103921a

わんちゃんアップ。
でも、ぶれた。














P8103931a

ベラスケス
『青いドレスの
マルガリータ王女』
(Velázquez)












P8103925a

ラファエロ
『草原の聖母』
(Raffaello
"Die Madonna
im Grunen")











P8103935a

カラヴァッジオ
(Caravaggio)

タイトルはわからず













などなど、紹介するときりがないので、この辺にしておきます。
しかし、こんなに芸術を間近で堪能できるなんてとても幸せ&贅沢でした

美術好きにはたまらない場所ですね

bubba_gump at 20:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2010年04月26日

描かないであらわす【長谷川等伯】

「絶対に見に行った方がいい!」とかなり強く母親に言われたので、
そんなにいいのなら・・・と思い行ってきました。

20100211_1415731


長谷川等伯(とうはく)展。
没後400年の特別展で、5月9日まで京都国立博物館で開催してます。
URL:http://tohaku.exh.jp/

かなり並ぶ覚悟で行ったんだけど、案外待ち時間30分でほっとしましたちなみに前回行った狩野永徳展は60分近かったです

DSCF0243a

すごく良い天気だったけど、やっぱり風がまだ冷たいよね。

DSCF0242a

京都国立博物館の建物はステキです。

DSCF0246a

正面入り口。

DSCF0245a

とうとう中に入ります


入ると、案の定ものすごい人押し合いへしあいして観るのはかなるの苦痛。日本画の知識も、等伯の知識もないため、出だしから早くも疲れ果てます。

でも徐々に人もすき始め、じっくり観れるようになっていくにつれて、等伯の作品の魅力に一歩ずつ歩み寄ることができるようになりました。

そして、この作品のスケールの大きさ!
33

大涅槃図(京都・本法寺)1幅 紙本著色 重要文化財 1599年

こんなに大きな日本画をわたしは今まで観たことないです。
若くして亡くした息子への想いが込められているそうです。


そして、わたしが最も感銘を受けたのがこれです。

400px-Pine_Trees

松林図(東京国立博物館)六曲一双 紙本墨画 国宝

これでは良さが伝わらないのが残念だけど、この「描かないであらわす」絵の素晴らしさを全身で感じました。

墨だけの描写で、ここまで鬱蒼と茂る松林を描けるのかと。
霧雨の中、遠くが見えない松林で、「近づくと髪の毛が湿るような」という解説の通り、あたかも目の前に存在するかのような圧巻。

また驚いたことに、観る人たちが一定の距離を置いて観ていたこと。他の作品は我先にと、ガラスに顔をくつけて観ていたのに。

もちろん近くまで行っていいのだけど、「全体」を観て、その魅力に執り付かれているようでした。そしてわたしもそのひとりでした。

この松林図を観れただけでも、来たかいがあったと思います

あとはこれも好きだったな。

20100306212728

「枯木猿猴図」 

左がお父さん猿(等伯)、右がお母さん猿(妻)と子猿(久蔵)
近くでみると、柔らかいタッチで描かれていてその表情が優しいんだ。


かれこれ3時間近く観てしまった等伯展。
知識がなくても、400年以上も前からあり続ける作品に触れられることは貴重だと思います。

声かけてくれたお母さんありがとう。

もし興味もった方はぜひ
関西エリアの人、おすすめですよ

DSCF0238a

七条大橋からの眺め。
京都駅から博物館は良い散歩道です

bubba_gump at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote