年間500本の映画を観た知人おすすめの『キャロル』映画『ラ・ラ・ランド』を観て

2017年03月17日

「美しい」文章とは


編集部での修業が2年目に入りました。

久しぶりの宴会の場で、元・編集長で現・発行人のえらい人に
突然言われた一言に恐縮してしまいました。

「文章がうまい。小野ヒデコは書き出しが良い。経験を積んでもっと磨きをかけて」

そう言ってもらえました。
今まで一度しか話したことなくて、認知すらされてないと思っていたんだけど、
名前、覚えてくださってるんだぁ…

ライターと編集者を20年弱ずつやったって言われていた。
もちろんデスクをしていた時代もある。
文章を直すことは、命をかけること、って言われていた。

その意味、わかる。

私はもちろん若輩者だけど、自分は書く素質があると自負しています。
それこそ、魂を削る勢いで言葉を生み出しているから。

書いた文章に赤を入れらえてありがたいと思う。
修正して、もっと良くなるのであれば大賛成だけど、「?」って思うものは抗議したくなる。

その感覚は、間違ってなかったんだなって思った。

発行人のえらい人が強調されていたのは、「美しい文章を」ということ。
五感を使うこと、そして「色」を表現すること。

「良い文章というのは、最後まで読者を引き付けることですか?」って質問をしました。
すると、少し首を振って、こう言われました。
「泣くこと」

なるほどな…
文も、絵も、音楽も、誰かが魂を込めて表現してものって胸を打つんだよね。
真に迫る記事を読んで涙が込み上げてきたこと、あるもんなぁ。

最近、悶々とする日々が続いていたけど、
迷わず良い文章を書けるようになることに、専念しようと思いました。
 

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