キャッチボール『八日目の蝉』角田光代

2010年09月19日

理由がないもの

先週はダウンしてました。。

3年ぶりくらいに熱が出て、耐えられない頭痛と、ありえない程の扁桃腺腫れとで2日ちょい寝込み、
大事な会議をすっぽかしました


ふらふらしながらクルマで行った病院で、明るく感じの良い女医さんに出会いました。
とても自然に最近の体調や状況を聞き出してくれたので、こちらも素直に色々話せました。


その中で、最近体重が減っていて、異常なほど汗をかくことをつぶやいたら、2~3個質問をして、
優しい表情でこう言われました。


「バセドー病って聞いたことあるかな?最近では歌手の絢香さんがかかったもの。もしかしたら、
それかもしれないわね。若い女性にかかりやすいものなの。でもまだわからないから、様子みましょう。」


それを聞いてから、目の前の景色がちょっと変わって見えるようになりました。


"バセドー病" その名前をかなり意識するようになり、1日に何度も脈を計ってしまったりもする。
「まだわからないじゃん。大丈夫、違うよ。」そう自分に言い聞かせる。


「自分は大丈夫」そういう根拠のない自信が若さ故にあります。今までも色々無茶してきたり、危険な目にもあってきたりしたけど、何かに自分は守られているんだって思っているし、今でも思っている。


でもその自信って、結局何の保証もない。そう思いこんでるだけなのかも、と思うようにもなりました。


健康である時は、その大切さを意識しないけど、いざ自分がその当事者になると今までのことを途端に感謝するようになる。と、同時に起こることは受け入れるべきなのかもしれないと思うようにもなる。


身体のことは本当にナゾだらけ。病気というのは、何らかの原因があっての結果かと思いきや、
そうでもないものもある。突然やってくるもの、理由なくあらわれるものもある。
このバセドー病がそう。なぜ発症するのかの原因が未だにわかっていないみたい。


なんでわたしが?と、理由を問いかけたくなっても、理由がないものもあるのではないかって思う。
それはきっと、無条件で受け入れなければいけないのかもしれない。


今回はこのバセドー病の話があってから、違う目線で物事を見出した自分に気づきました。
まとまりのない文章でゴメンナサイだし、このこと書くか迷ったけど、今わたしが思うこと、そして
不安を書き表したかったんです。


今は元気になりました
ウチの会社は3連休がないので、明日からまた頑張って会社いきまーす!
今週はまたバードな1週間 溜まってる仕事もコワイのぅ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
キャッチボール『八日目の蝉』角田光代