2010年05月09日
4月のレビュー(Books&Movies)
4月に読んだ本
17. 『不美人論』 陶 智子
「不美人」とな何ぞやというのをユーモアを入れて論理的に解説してくれる一冊。めちゃくちゃ引用が多いのが特徴的でした。
おもろかったのが浮世絵で美人顔、出世顔、貧乏顔とかを説明してるところ一緒になって一喜一憂してました(笑)
18. 『金閣寺』 三島由紀夫
友人に教えてもらった一冊。大げさかもだけど、こんなに美しい日本語に触れたの久しぶりです。
物語の構成と登場人物の心理描写が、主人公の「どもり」と憧れの「金閣寺」というキーを軸に美しい日本語で織りなされている感じです。すっごい抽象的な表現だけど
名作と呼ばれる日本文学に大変興味を持ちました。
19.『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』
高橋克徳+河合太介+永田稔+渡部幹
ウチの会社にも当てはまる、「なぜ社員同士が協力し合えないのか」という疑問を解決するヒントが載ってます
これは日本の企業全般に当てはまる問題なんですね。それには日本社会・経済と深く関係していることを知りました。根は深いぞ。
4月に観た映画
17.『ブロークバックマウンテン』(Brokeback Mountain)
こんな切ない愛ってのもあるんだな~って
男同士の友情の一線を越えてしまった関係。お互い家庭を持ちつつも、忘れられない存在。反社会的だからこそ、結ばれない。そんな想像できない心情なのに、なぜか共感してしまいました。
しかし、28歳にして急死したヒース・レジャーが惜しくてたまりません。
18.『サルバドールの朝』(Salvador)
スペインで起きた実話に基づく話。若干25歳で死刑になったサルバドール。死への恐れと「もっと生きたい」と涙ながらに言うシーンにグッときました
死刑制度の是非を問う『デッドマンウォーキング』(過去の記事『デットマンウォーキング』はコチラ)を少し連想させましたが、こちらはサルバドールの命を通し当時のスペイン国家を、そして本当に彼の処罰は適切だったのかを考えさせられました。
主演のダニエル・ブリュールの美しさと儚さを表現した演技に拍手。
19.『パラノイドパーク』(Paranoid Park )
大好きなガス・ヴァン・サント監督の2007年の作品。『エレファント』の雰囲気と同じでした。(過去の記事『エレファント』の紹介はコチラ)
ある日、偶然に殺人者になってしまう16歳の少年。その前後を時間軸をずらせながら描いています。
主演のゲイブ・ネヴァンスの感情のない表情がこの映画の雰囲気を決定づけてるように感じられました。わたしが観た中で、彼が本当に楽しそうな表情をするのは一度だけです
20.『ロボコン』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その1。
一言、何かに対して熱くなることを思い出させてくれる情熱ある作品です。実は、テレビでやってる本当の「ロボコン」(ロボットコンテスト)が結構好きで、その裏側が観れたみたいで楽しかった
この作品で長澤まさみが初主演を務めてます。
21.『ヴァージンスーサイズ』
前に字幕なしで観てよくわからなかったんだけど、なぜか忘れられなかった作品。
思春期の微妙な感情と感性を表現していて、題名の通り「死」(自殺)と深い関わりがあるんだけど、それまでも美し描くコッポラ監督はやはりすごい。
キルスティン・ダストとジョシュ・ハートネットはわたしのお気に入りです
22.『奈緒子』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その2。
こちらもスポコン風の熱い作品。三浦春馬は写真より演技してる方がいいね。
23.『ホームレス中学生』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その3。
配役・・ミスでしょ?小池徹平はしっくりこなさすぎです。。池脇千鶴とイッセー尾形、田中裕子のみ役にはまっていたと思うのはわたしだけでしょうか(つд⊂)ゴシゴシ
『ヴァージン・スーサイズ』のポスター。
これが好きでたまらなくてね
17. 『不美人論』 陶 智子
「不美人」とな何ぞやというのをユーモアを入れて論理的に解説してくれる一冊。めちゃくちゃ引用が多いのが特徴的でした。
おもろかったのが浮世絵で美人顔、出世顔、貧乏顔とかを説明してるところ一緒になって一喜一憂してました(笑)
18. 『金閣寺』 三島由紀夫
友人に教えてもらった一冊。大げさかもだけど、こんなに美しい日本語に触れたの久しぶりです。
物語の構成と登場人物の心理描写が、主人公の「どもり」と憧れの「金閣寺」というキーを軸に美しい日本語で織りなされている感じです。すっごい抽象的な表現だけど
名作と呼ばれる日本文学に大変興味を持ちました。
19.『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』
高橋克徳+河合太介+永田稔+渡部幹
ウチの会社にも当てはまる、「なぜ社員同士が協力し合えないのか」という疑問を解決するヒントが載ってます
これは日本の企業全般に当てはまる問題なんですね。それには日本社会・経済と深く関係していることを知りました。根は深いぞ。
4月に観た映画
17.『ブロークバックマウンテン』(Brokeback Mountain)
こんな切ない愛ってのもあるんだな~って
男同士の友情の一線を越えてしまった関係。お互い家庭を持ちつつも、忘れられない存在。反社会的だからこそ、結ばれない。そんな想像できない心情なのに、なぜか共感してしまいました。
しかし、28歳にして急死したヒース・レジャーが惜しくてたまりません。
18.『サルバドールの朝』(Salvador)
スペインで起きた実話に基づく話。若干25歳で死刑になったサルバドール。死への恐れと「もっと生きたい」と涙ながらに言うシーンにグッときました
死刑制度の是非を問う『デッドマンウォーキング』(過去の記事『デットマンウォーキング』はコチラ)を少し連想させましたが、こちらはサルバドールの命を通し当時のスペイン国家を、そして本当に彼の処罰は適切だったのかを考えさせられました。
主演のダニエル・ブリュールの美しさと儚さを表現した演技に拍手。
19.『パラノイドパーク』(Paranoid Park )
大好きなガス・ヴァン・サント監督の2007年の作品。『エレファント』の雰囲気と同じでした。(過去の記事『エレファント』の紹介はコチラ)
ある日、偶然に殺人者になってしまう16歳の少年。その前後を時間軸をずらせながら描いています。
主演のゲイブ・ネヴァンスの感情のない表情がこの映画の雰囲気を決定づけてるように感じられました。わたしが観た中で、彼が本当に楽しそうな表情をするのは一度だけです
20.『ロボコン』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その1。
一言、何かに対して熱くなることを思い出させてくれる情熱ある作品です。実は、テレビでやってる本当の「ロボコン」(ロボットコンテスト)が結構好きで、その裏側が観れたみたいで楽しかった
この作品で長澤まさみが初主演を務めてます。
21.『ヴァージンスーサイズ』
前に字幕なしで観てよくわからなかったんだけど、なぜか忘れられなかった作品。
思春期の微妙な感情と感性を表現していて、題名の通り「死」(自殺)と深い関わりがあるんだけど、それまでも美し描くコッポラ監督はやはりすごい。
キルスティン・ダストとジョシュ・ハートネットはわたしのお気に入りです
22.『奈緒子』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その2。
こちらもスポコン風の熱い作品。三浦春馬は写真より演技してる方がいいね。
23.『ホームレス中学生』
『武士道シックスティーン』古厩監督の予習作品その3。
配役・・ミスでしょ?小池徹平はしっくりこなさすぎです。。池脇千鶴とイッセー尾形、田中裕子のみ役にはまっていたと思うのはわたしだけでしょうか(つд⊂)ゴシゴシ
『ヴァージン・スーサイズ』のポスター。
これが好きでたまらなくてね