2月のレビュー(Books & Movies)「と、いうことで長野まで」

2010年03月09日

石井塾にて【情報のとり方】

石井塾にての話しです。
(石井塾を知らない方はコチラ
http://bubba-gump-himawari0404.dreamlog.jp/archives/2606364.html

某メーカーさんが納期の相談で電話をかけてきた。
大手部品メーカーで、営業担当者はわたしと同じくらいの若手社員。

ウチのとある日程の詳細を知りたいとのことでした。
情報開示、というのは最小限に抑えたいもの。
わたしが教えるのを渋っていて、とりあえず石井さんに相談(電話はつながったまま)

すると石井さん「ちょっと代われ」と言って、わたしの手元の受話器をぐいっと(笑)
これはよくあることです。

そしてメーカーの若手君と話して二言目には
「あまり情報を開示したくないんだわ」と伝えていました!
石井さん、直球~(笑)

そうなんです、石井さんはかなりの交渉力があり、
これはわたしが真に見習いたい(盗みたい)ものの1つです

聞いてると、「なぜ情報開示したくないのか」をしっかり先方に伝えています。決して、言語道断!ってわけじゃなくて、ウチの立場をしっかり理解してもらおうとしています。

最後に「まぁ、また工場の方にも足を運んでくださいな」と笑声(えごえ)で電話を切らはりました。

その後話しを聞くと、「電話一本で情報をとろうだなんて甘いとのこと。
「実際に工場まで足を運んで情報をとりに来るなら話しは別だがね。」

と、言われて、「ここまで来たら教えちゃっていいんですか!?というわたしの問いには
「当然。わざわざ来てくれたんや、お土産は持って帰らさなあかん」とのことでした。

わたしはこの"お土産"っていう表現がエラく気に入りました
たった一つの情報を得るために足を運ぶこと、そしてその報酬として情報を得ること

早く伝えないといけない情報と、溜めておく必要のある情報。その使い分けって微妙なラインで隔たれているけど、それを判断できるようになりたいです。

そして、これはわたしのモットーなんだけど、何か現場に用がある時は、よっぽど忙しくない限り、
足を運ぶようにしています直接会って、話しを聞くことに
意味があると思うからです。もちろん、こっちの方が印象もいいて思うし。


電話1本で得る情報

足を運んで(汗水流して)得る情報


その重みを感じたエピソードでした。
「ま、そういうことですわ。」と最後はこのフレーズで締めくくる石井さん。
やっぱりかっこいいなぁ

交渉力、身に付けたいもんです。
あと5か月。石井さんの良いところたくさん真似たいよ!


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