電子辞書の日49時間の濃ゆい時間

2007年12月14日

拝啓、マガジンハウス『ダカーポ』様、

拝啓、マガジンハウス『ダカーポ』様、

わたしが一番好きな雑誌はマガジンハウスの『ダカーポ』でしたヒヨコ

A5版のコンパクトサイズで、これを読んだら日本のいや、世界の情勢が一目でわかるほど、リアルタイムで、わかりやすくて、ユーモアがあって、風刺があって、社会批判をして・・・毎回カバンの中に忍ばせていましたウサギ

就職活動中、面接に行く電車ん中ではいつもダカーポを読んで、テンションを上げていました。一ページ一ページが本当に面白くて、読み終えてしまうのを惜しく思っていたぐらい。

ダカーポを知ったきっかけは、就活を始める前、先輩に読んでおいた方がいいよって言われたことでした。それ以来、わたしはファンになりましたドキドキ小

来年、社会人になっても読み続けようと思っていた矢先のこの休刊という事件に、わたしはショックで思わずダカーポ編集部にハガキを書いてしまいました。

自分が愛読者であること、ダカーポがいかに素敵かということ、そしてまた会えることを期待しているという内容のものを感謝の念を込めて書きました。

そしたら今日、なんとマガジンハウスから返信の手紙が届きました注意

「ダカーポ」休刊のご挨拶、ということでプリントされている文章の一番最後に、

「編集長 高木幹太」

そう記されてあったのを見た瞬間、涙が出そうになしました。だって直筆だったから。

おそらくわたしの名前と住所もこの高木幹太さんが書いてくださったんだと思います。会ったこともないし、もちろんどんな人かわからないけど、あのダカーポの編集長が自ら筆をとって、送ってくれたことがとてつもなく嬉しかったですキラキラ

「近年、インターネット、携帯電話、フリーペーパーの普及で情報収集の手段が様変わりする中、情報誌の存在意義の低下は避けられず、「ダカーポ」もその役割を終えたと判断し、休刊の決定となりました。」

そう書いてありました。

切ない悲しい

でも、わたしはこのダカーポという雑誌があったことを一生忘れないし、これからもマガジンハウスを応援していこうと思います。最後にあった「まだ具体的なプランはありませんが、新しい雑誌や書籍、また「ダカーポ」の名を冠した増刊などの研究を考えております。」という言葉を信じます。

26年間、ありがとうございました。
また会える日を楽しみにしていますラブ
敬具



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しかし、こんな雑誌が休刊とは、
世も末であるよ


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