2017年03月
2017年03月26日
思い出は歌とひっつく
Mr.Childrenを小学生の頃かた聴いています。
新曲が出るたびにワクワクして、何度も何度も聴いてきました。
もちろん今も変わらず好きなんだけど、最近よく思うのは
「あの頃はMr.Childrenしかなった」ということ。
特に、中学高校時代は、振り返ると苦しかったなと感じています。
”明るくて、ニコニコしてて、感じが良い”タイプの生徒だったと思います。
部活もやってたし、友達もいました。
それでも、常に独りぼっちでした。
物理的ではなく、感覚的に。
だから、今まで気づかなったんだけど、ようやくこの歳になってわかりました。
ミスチルの歌詩が好きだったのは、それが10代の私にとっての
心の支えだったからです。
今と違って、インターネットが日常的な生活ではなかったので
知っている世界と言えば、ほぼ家と学校だけでした。
繰り返しになるけど、物理的には一人ではありませんでした。
それでも、繊細な感情を受け止めてくれるのは、
ミスチルだけだったと言っても過言ではない気がします。
だからか、今はミスチルを聴くのは少し辛いんです。
それは、辛かった時期が想起されるから。過去の気持ちに気づいてしまったから。
「ヒカリノアトリエ」は知っていたし、前に買っていたけど、今ようやく
CDを開けて聴きました。
いい歌。
でも、泣けてきた。
昔の自分に「よく頑張ってきたね」って言ってあげたい。
だから私は、「言葉」がとても好きなんだと思う。
新曲が出るたびにワクワクして、何度も何度も聴いてきました。
もちろん今も変わらず好きなんだけど、最近よく思うのは
「あの頃はMr.Childrenしかなった」ということ。
特に、中学高校時代は、振り返ると苦しかったなと感じています。
”明るくて、ニコニコしてて、感じが良い”タイプの生徒だったと思います。
部活もやってたし、友達もいました。
それでも、常に独りぼっちでした。
物理的ではなく、感覚的に。
だから、今まで気づかなったんだけど、ようやくこの歳になってわかりました。
ミスチルの歌詩が好きだったのは、それが10代の私にとっての
心の支えだったからです。
今と違って、インターネットが日常的な生活ではなかったので
知っている世界と言えば、ほぼ家と学校だけでした。
繰り返しになるけど、物理的には一人ではありませんでした。
それでも、繊細な感情を受け止めてくれるのは、
ミスチルだけだったと言っても過言ではない気がします。
だからか、今はミスチルを聴くのは少し辛いんです。
それは、辛かった時期が想起されるから。過去の気持ちに気づいてしまったから。
「ヒカリノアトリエ」は知っていたし、前に買っていたけど、今ようやく
CDを開けて聴きました。
いい歌。
でも、泣けてきた。
昔の自分に「よく頑張ってきたね」って言ってあげたい。
だから私は、「言葉」がとても好きなんだと思う。
2017年03月22日
映画『この世界の片隅で』
やっと見てきました。『この世界の片隅で』。
見たかったんだけど、戦争を描く内容に、何かを"突きつけられる"気がして、
避けていたところもありました。
結果、やはりそうでした。でも、見れてよかった。
「すずさん」というひとりの女性を通して、戦争を描いた作品。
すずさんの絵を描くことが好きなところが、私も文を書くことが好きなことと重なり、
社会的状況によって表現することが制限されてしまったら…と考えると
とてもつもない苦しさを覚えました。
この作品のいいところは、人の温かさ。
みんな、心がきれい。
それに救われました。
戦争映画は、きっといくらでも悲惨に描くことはできるのだろうけど、
『この世界の片隅で』は現代を生きている私たちが共感できる、登場人物に自分を重ねられる、
そんな映画でした。
実写ではなく、アニメーションだからこそ、想像力がよりかきたてられた気がしました。
主題歌を歌っていたコトリンゴの歌声もよかったです。
すずさんと結婚した周作さん、本当に素敵な旦那さんだと思いました。
2017年03月19日
映画『ラ・ラ・ランド』を観て
アカデミー賞で6 部門も受賞した話題作、『ラ・ラ・ランド』。
私はミュージカルが苦手でして、つきましては、ミュージカル映画も好みません。
(でも唯一好きなのは『シカゴ』)
まー、でも人気どころは抑えておこうということで今月初めに見てきました。
最後の方まで、まぁまぁだなーって思ってました。
あとは、主人公のエマ・ストーンの服装がとてもかわいいなってことくらい。
そんな中、ラスト10分で、「?」って思う展開がありました。
おそらく、劇場にいた全員が「?」ってなっていたと思います。
「なんだこれは、どういうことだ?」と脳みそフル回転で考えまくり、
意識がふわっと浮いていたところに、
「こういうことだったのか!」とズドーンと全部持ってかれた瞬間がありました。
見終わった後も、呆然としちゃった。
それは、自分の過去が想起されたから。
人生は選択の連続だけど、「あの時、あっちの道に行っていたら」ということを
考えさせられました。
私は、あの映画をハッピーエンドと言い切れません。
今までいろいろ迷い、考え、進む道を選んできた人には、
刺さるのではないかと思います。
でも、やっぱり、ミュージカルは苦手だけどね(笑)
と言いつつも、テーマ曲は耳につきました。
http://gaga.ne.jp/lalaland/
私はミュージカルが苦手でして、つきましては、ミュージカル映画も好みません。
(でも唯一好きなのは『シカゴ』)
まー、でも人気どころは抑えておこうということで今月初めに見てきました。
最後の方まで、まぁまぁだなーって思ってました。
あとは、主人公のエマ・ストーンの服装がとてもかわいいなってことくらい。
そんな中、ラスト10分で、「?」って思う展開がありました。
おそらく、劇場にいた全員が「?」ってなっていたと思います。
「なんだこれは、どういうことだ?」と脳みそフル回転で考えまくり、
意識がふわっと浮いていたところに、
「こういうことだったのか!」とズドーンと全部持ってかれた瞬間がありました。
見終わった後も、呆然としちゃった。
それは、自分の過去が想起されたから。
人生は選択の連続だけど、「あの時、あっちの道に行っていたら」ということを
考えさせられました。
私は、あの映画をハッピーエンドと言い切れません。
今までいろいろ迷い、考え、進む道を選んできた人には、
刺さるのではないかと思います。
でも、やっぱり、ミュージカルは苦手だけどね(笑)
と言いつつも、テーマ曲は耳につきました。
http://gaga.ne.jp/lalaland/
2017年03月17日
「美しい」文章とは
編集部での修業が2年目に入りました。
久しぶりの宴会の場で、元・編集長で現・発行人のえらい人に
突然言われた一言に恐縮してしまいました。
「文章がうまい。小野ヒデコは書き出しが良い。経験を積んでもっと磨きをかけて」
そう言ってもらえました。
今まで一度しか話したことなくて、認知すらされてないと思っていたんだけど、
名前、覚えてくださってるんだぁ…
ライターと編集者を20年弱ずつやったって言われていた。
もちろんデスクをしていた時代もある。
文章を直すことは、命をかけること、って言われていた。
その意味、わかる。
私はもちろん若輩者だけど、自分は書く素質があると自負しています。
それこそ、魂を削る勢いで言葉を生み出しているから。
書いた文章に赤を入れらえてありがたいと思う。
修正して、もっと良くなるのであれば大賛成だけど、「?」って思うものは抗議したくなる。
その感覚は、間違ってなかったんだなって思った。
発行人のえらい人が強調されていたのは、「美しい文章を」ということ。
五感を使うこと、そして「色」を表現すること。
「良い文章というのは、最後まで読者を引き付けることですか?」って質問をしました。
すると、少し首を振って、こう言われました。
「泣くこと」
なるほどな…
文も、絵も、音楽も、誰かが魂を込めて表現してものって胸を打つんだよね。
真に迫る記事を読んで涙が込み上げてきたこと、あるもんなぁ。
最近、悶々とする日々が続いていたけど、
迷わず良い文章を書けるようになることに、専念しようと思いました。