2016年12月

2016年12月30日

世のトレンドに敏感たれ

世の中のニュースを書く者として、「流行り」「トレンド」に敏感であることが求められます。
今期、一世風靡した「逃げ恥」こと、TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。

一度観たんだけど、あんまりしっくりこなくて観るのをやめてしまいました。

この前、編集部の人と話す機会があって、その話になったとき
「仕事として観ている」という発言があり、「そうかー…」と思い知らされました。

もちろん、自分の好き嫌いはあるでしょう。
でも、それ以上に「流行っているから観る」という心持ちも必要だなと思いました。

もともと好奇心が強いので、流行りも、新しいものも興味がある
というのは利点だと思っています。

でも、なんだかんだいって、「シン・ゴジラ」も「君の名は。」も実はまだ観ていません…。
行く時間がない、お金がない。
そんなのは理由にはならぬと。

これは、一生この仕事を続けていきたいと思う身として
とても大事なことだと感じました。

視野を広げることはもちろん、「知りたい」というという気持ちと
「知らないとまずい」という気持ち、その両方をもっていたいと思います。





しかし流行りましたね~「恋ダンス」。歌、いいもんね。
ちなみに私は『校閲ガール』派でしたが笑。


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2016年12月29日

アエラ増刊臨時号 「ニャエラ」



ニャエラ。
AERAの増刊臨時号だよ。
ネコの、ネコによる、ネコのための一冊。
アエラ編集部ネコ部が主体で作りました。
発売は12/31ねー!


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記者はデスクによって育てられる

仕事納めのきょう、1月に人事異動するデスクにお礼のご挨拶をしました。
ニッポンの課長という連載の担当デスクで、当初から原稿をずっと見てもらっていました。

来週発売号に掲載予定の原稿を提出した際にもらったコメントは、
記事の締め方とか、全体的に課長の方の人柄がにじむ筆致とか、よかったと思います 」
というものでした。

こう直接的に、「よかった」と言ってもらえたのは初めてでうれしかったです。
何回か指摘してもらっていたのは、文章の「締め方」でした。
弱かったり、「企業パンフレット」みたいになったり…

記事の最後って、難しいんです。
そこを「良い」と言われたことは、大きな一歩になりました。

そして、きょう、もう一つありがたい言葉をもらいました。

「どんどん(原稿が)上手くなっていっているんで、まだまだ発展途上だと思いますが
これからもどんどん書いていってください」

今年の5月に初めて買いてから、12社取材させてもらいました。
振り返ると、まだ1年も経っていないんだなって。

記者やライターは、編集者とデスクによって育てられると痛感しています。
私がどういう立場の人間かわかってくださっていたので、
この連載を通して、「育てよう」としてくださる気持ちを感じていました。

短い間でしたが、どうもありがとうございました。
将来、良い報告ができたらいいな。
 

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2016年12月26日

お腹にある怒り

長く、身心をみてもらっている整体の先生がいます。
月に1回行くか行かないかなのですが、先生と向き合うときはいつも緊張感があります。

「見透かされている気がするから」です。

みる人の、立ち居振る舞いや表情、体形で、近況がわかってしまうみたいです。
今回2か月ぶりくらいに見てもらったとき、最初に言われたのが
「体形変わった?灰汁が落ちた…かな?」ということでした。

この日はいつもより長くみてもらった気がします。
すると、頭がぼーっとしてたのが、重心が下に降りたように感じました。

そして、仰向けになってお腹左をぎゅーっと押されて、「イタタタ」と思っていた矢先に
先生が「これなんだと思う?」と質問。

「食べたものですかね」と答えると、「違う!」笑いながら一掃。
「これは、怒り」と言われました。

それを聞いて、なるほどと腑に落ちる。

「怒りがたまっているから、それを『体系化』した方がいい」とも。
その意味もよくわかりました。

私はもともと怒りが強いタイプだと思います。
小学校のときは短気というか、そんな感じでした。中学以降は、どなり散らすとか
キレるとかそんなことはなかったと思うんだけど、いつも怒ってたような気がします。

それは、直接自分に起こっていたこともあるし、もっと抽象的というか、
学校とか世の中とかそういうものに対して怒ってたんだと思います。

そして、それは今でもそうです。
やっぱり怒ってるんですよね。色々なことに対して。日常の人関係や仕事、
電車の中で嫌な乗客にかかわった時、この前の沖縄のオスプレイ墜落とか…
日々、そういうことに感化されているなって。

「それは『正義感』です。そして、それが書く原動力になっているから。
ジャーナリストへの道としては順調なんかじゃないですか」
と先生に言ってもらえました。

怒りは、無意識にいつも感じていることでした。
なので、出来るだけ言葉にして(体系化して)、自分が何に対して怒っているのかを
客観視することで少しは自分自身が楽になるのかなと思います。

わずか10~15分の整体だけど、いつも多くのことを先生から教えてもらっています。


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2016年12月17日

記者と編集者はちがう


アエラの連載「ニッポンの課長」でGoogleを取材しました。
場所は「会議室」ということだったので、どういう絵が撮れるか色々考えました。

この連載の担当で、天才的なカメラマンの方がいまして、よくご一緒します。

「グーグルのカラーで表現しよう」という案のもと撮影しました。
見事だなと思いました。

この連載は写真がメインのページ。
取材先と、カメラマンが、気持ちよく撮影・取材ができるように編集者的なスキルが求められる仕事です。

「記者」と「編集者」は違うということを、現場の中で感じています。
撮影協力してくれたのは、若手のエンジニアたちです。ちょー忙しい中、ありがとうございました。

https://dot.asahi.com/aera/2016120900314.html 
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2016120900314_1 


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bubba_gump at 14:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)思うこと