2016年09月
2016年09月28日
最近言われてうれしかった言葉
9月末で、編集部を退職する先輩記者。
とってもオシャレで、「大人」な方。
「最近は顔つきが変わって、頼もしくなってきたなと思ってたから残念なんだけど。カバー(巻頭ページ)も書いたし、今度は取材相手を睨みつけるようになるんじゃない笑」
予備校の取材に行って、広報の方に、「こういうこと言うのもなんですが、上手いですね。プロの方だから当たり前なんですが」
社会人になってから、うまくできる仕事はほとんどありませんでした。
でも、取材して、書くことは、誰に倣うでもなく、感覚的に自由に、そして思い切って、できる。
今までやってきたことはムダじゃない。ただ、「合わなかった」。自信を持ててこなかった中で、書き手としての仕事は心躍ります。
2016年09月19日
「無理せず、頑張らず、素直に」
大学の友人や先輩にスーパーすごい人がたくさんいるのだけど、最も尊敬している(尊敬という一言でまとめられないんだが)人がいます。
学生の頃から、ズバ抜けていて、出会って衝撃を受けたその人は、現在出版社の編集者。
私の仕事が10だとしたら、おそらく1000くらいをこなしていて、それにも関わらず連絡すると即返信がある。
今回、週刊誌AERAの巻頭ページを奇跡的に担当させてもらいそのことを報告しました。
我が事のように喜んでくれると同時に、体のことも心配してくれる。それが、一瞬で横まで来てくれるような絶妙な早さと、距離間。そのやさしさが、胸に沁みすぎて、痛い。
「無理せず、頑張らず、素直に」と。
「真面目やし、責任感強いからなぁ。そこが、ほんまに魅力やねんだけど、友達はそこが心配」
なんでわかるんだろう…わかってくれるんだろう… ありがたいね。いつとどこかでやさしく支えてもらってる。
「精神の洗濯」も必要だと、言っていた。
本当そうだね。ついつい加速してしまうけど、「人生は短距離走やなくて、マラソンやから」。
一歩一歩を繰り返していきたいよ。
本当にありがとう。
16.9.19号のアプリ特集。
トップページの3ページ半を書かせてもらいました。
経験を積ませてくださった、デスク、編集長、編集部に心から感謝。
2016年09月12日
「耳が聞こえない」映画監督、57日間の日本縦断自転車の旅に
”生まれつき耳が聞こえない、コミュニケーションが苦手。そんな自分に向き合うために挑戦したのは、57日間にもわたる日本縦断の自転車旅行だった。”
聴覚障害のある映画監督、今村彩子(37)さんが自身を被写体にした映画『Start Line』(スタートライン)が9月3日より東京・新宿で公開になりました。今後、順次全国公開予定です。
映画を観て胸を打たれて、今村監督にぜひお会いしたいと思い、取材させてもらいました。
手話を交えての取材は今回が初めてでした。
私は人見知りしないのですが、人と深く付き合うのが苦手です。
その「怖さ」を見事にこの映画で指摘されてしまいました。
コミュニケーションって何なんでしょうね。
今村監督の体験を通して、考えさせられることが多い映画です。
今回、その答えが少しわかった気がします。
記事はTHE PAGEに書かせてもらいました。
一読いただけたらうれしいです。
https://thepage.jp/aichi/detail/20160902-00000003-wordleaf