2016年02月
2016年02月27日
想田監督に、お会いして、訊く
想田監督の『牡蠣工場』を拝観し、書かせてもらった記事がアップされました。
まだ短いライター人生で、忘れられないものとなった今回の一連の出来事。
弁護士ドットコムさんに掲載させてもらったのですが、編集長の亀松さんに
たくさんご指導いただきました。
ジャーナリストキャンプからお世話になっている亀松さん。
記事執筆の裏話をすると、なかなかOKをいただけず、何度も何度も書き直しました。
「何が本質なのか」
を考えたとき、反省する点が多々。
まず、想田監督のインタビュー時点から反省。映画の一番「核」になる部分を聞いていなかったこと。
取材で一番怖いのが「聞いてるようで、全然聞けてないこと」
相手が著名人であればあるほど、二度目はありません。
自分の中で聞くことは準備していきました。
それで聞けた良い話も多々あった一方で、『牡蠣工場』という作品のポイントは
外してはいけなかったなと後で悔やみました。
もう一つの反省が、「どこに焦点を当てるか」が最後まで決まらないまま書き始めたことです。
最終版は1500字以下ですが、当初はトータルで5000字強書いていました。
文章を書く時は「リード(前文)」が肝心。これは、ジャーナリストキャンプの時、
「前文とタイトルができれば、自然と内容は続いていく」と依光デスクにも言われたっけ。
こちらが伝えたいことを手いっぱい書いたところで、全部は読み手に届かないんですよね。
「何が本質か」を見極めて書くことで、読者が最後まで読んでくれる。
特に、ウェブ記事ではそう。
取材させてもらった想田監督をはじめ、厳しく指導してくださった亀松さんと弁護士ドットコムの方に感謝。
一読していただけたら幸いです。
https://www.bengo4.com/kokusai/n_4329/