2015年08月

2015年08月29日

ドキュメンタリー映画『未来をなぞる』

フォトグラファーの加藤 順子さんにお誘いいただいて、
ドキュメンタリー映画『未来を
なぞる』観てきました。

恥ずかしながら畠山直哉さんを今回初めて知ることに。
陸前高田市出身の方で、3・11後、全てが一変した、
いう言葉から始まります。

最近、「当事者」という言葉にとても敏感で、
この作品の中でもこの言葉が出てきました。
畠山さんは陸前高田の出身で、お母様を津波で亡くされました。
その一方で、当時は東京にいたので実際に被災はしていません。

「ちゅうぶらりんの状態にいる」と映画の中で話していました。

被害者なのに、当事者ではない。その狭間で揺れ動く、考える、思う・・・
そんなやり場のない感情を感じました。

映画終わった後、この当事者問題について加藤さんと少しお話ができてました。
また続きをお話したいです。

IMG_3183
 
この前取材で一緒だったカメラマンの男性もやはり観たと。
そして「陸前高田に行くと、よく畠山さん見かけます 」とも言われてました。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
bubba_gump at 12:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Movie | 思うこと

2015年08月20日

No.8 好きなことを仕事にする?しない? 21歳、現在モラトリアム中


 人という肩書きで生きていく

No.8 『好きなことを仕事にする?しない? 21歳、現在モラトリアム中』
アップしました。

http://bubbagump-0404.hatenablog.com/entry/2015/08/20/204138 


 
15 007


現在就職活動中の中家さん。
「好きなことを仕事にするか?」という問いを、彼女のエピソードから
問いかけたいと思いました。 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年08月10日

福島へ行く理由

3.11のこと、福島のこと、ついこの間まで「対岸の火事」として見ていました。
当事者ではなく、オーディエンス。

放射線とか怖いから東北産地のものは買うの控えよう。
メディアも国家も、福島に関する事実を隠蔽してるんじゃないか。

そう、思ってきました。

実感が沸きませんでした。地震があった時は関西にきて実際に揺れを体験してないし、身近に福島関連の人がいるわけでもない。

そうやって、4年間、自ら福島のことを知ろうとすることをしてきませんでした。

東京に来てから1年以上が経ちました。
スーパーでは東北産地のものをよく見かけます。
それらも避けてきました。

きっかけは、ある人に出会ったことです。
身近に、福島のことを真剣に考え、発信し続けてる方たちでした。

毎日新聞の石戸諭記者と社会学者の開沼博さん。
お二人とも、同じ1984年生まれです。

2人に出会ってから、徐々に福島について関心を持ち始めました。
そして気づきたことは、「福島について何も語れない」という現実でした。

放射能は危ないらしい。
原発は稼働させない方がいい。
福島の人は今も困っている。
復興は遅れている。

これらの情報は曖昧で、信ぴょう性がないことに気づきました。

そう思った時、急に恥ずかしくなりました。
私は何の情報も得てないし、自分の意見すら持ってない…

そして、たまたま開沼さんに「福島に行きたいと思ってるんですけど、どこ行ったらいいでしょうか?」と聞いたら、
「今度、福島エクスカーションツアーしますよ。一般向けのものです」と言われました。

8/10 8時30分 新白河駅集合。
いわき、浪江、双葉など原発から20キロ圏内の場所を回るフィールドワーク。

行ける!と思い、その瞬間に参加表明をしました。

そして、8/10の今日。
最低限の知識を詰め込み、エクスカーションに臨みます。

結局、寝れなかった…
あと4時間。
このまま起きて過ごそうと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年08月05日

最高の褒め言葉


この前書いた、ジャーナリストキャンプの記事
http://thepage.jp/detail/20150730-00000003-wordleaf
について、facebookにて本当に嬉しいコメントをいただきました。

個人名は伏せて抜粋します。
自分にとってのメモとして、書き留めておきます。


私:Kデスク、ありがとうございます。いただいたアドバイスを
  心に留めてこれから進んでいきたいと思います。

Kデスク:小野さんの突破力には刺激を受けました。
     これをステップにがんばってください!

フリー編集者のYさん:一連のジャーナリストキャンプの記事の中で、
           本記事はとくに面白いと思った一本です。
 
           トランスジェンダーの話や、幻の戦車の記事も
           面白かったけど、ジャーナリストキャンプの一つの主題が、
           取材者の将来的な可能性を伸ばすものだとしたら、
           本記事の記者が一番楽しみな気がしました。
 
           Kデスクや別の人がデスクしてたら、もっと
           雰囲気変わったのかなって思いもあったりして。

           ご紹介、ありがとうございました。

Kデスク:Yさん、ありがとうございます。
     小野さんは、今回のキャンプの中で最も精力的に取材していた
     人のひとりです。そのあたりの情熱が伝わったのでしょうか。

フリー編集者のYさん:なるほど。やっぱ、僕は精力的に取材する記者が好きなんで、
           僕好みだったのかも知れません(笑)。

           僕は、取材者の第一条件は取材力だと思っています。
           そこから記者になるには文章力も必要だと思いますが、
           僕は編集者ってこともあって、そもそも、記事っていうのは
           取材者だけのものだと思っていませんので、
           文章はいくらでも直せるし、文章力は「ある程度」なら
           後からでも身に付くと思ってます。

           逆に、目の前に見つけた取材対象のどこを見るかっていう
           記者の視点は、感性の部分があるかなと思っています。
           そして、ジャーナリストキャンプのようなレポートの場合、
           その記者のパーソナリティみたいなものが出ている方が、
           面白く感じちゃうんですね。
           純粋に記事の出来不出来とは別の見方かも知れませんが……。

          「浜松のブラジル人」というのは、けっして珍しいテーマでは
           ないわけですが、そこから記者がどうもがいて着地点に
           辿り着いたのか(いや、もしかしたら本記事は、
           本来あるべき着地点に到達すらしていないかも知れません)。
           そういう部分に興味をもちました。

           長々失礼しました。


今回、原稿を書いていく中でいろいろ指摘を受けて、
自分の「書く能力」(表現力、構成力、語彙力、テンポetc...)に対する自信が
どんどんなくっていきました。

そん中、唯一自信を持ち続けていたのが「取材力」でした。
初対面の人にアプローチをして、話を聞かせてもらう。
その能力は私はあるはずだ、という想いだけは捨てませんでした。

そして、このフリー編集者のYさんが、「取材者の第一条件は取材力」と
おっしゃっていただいたことに、大きく後押しをされました。

自分の熱意がちゃんと言葉に乗ったことが伝わったことも嬉しかったです。
色々な方から感想をいただく中で、「情熱を感じられない」という意見ももらいました。

でも、わかる人には伝えたかった想いが届いたんだということに
報われました。

いつかこのYさんにもお会いできたらいいなと思っています。
そして、自分の「取材力」に自信をもって、これからも記事を書きいていきたと思います。
 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年08月04日

No.7『心地の良い場所を見つけるコツ』


人という肩書きで生きていく

No.7 『心地の良い場所を見つけるコツ』


アップしました。

http://blog.hatena.ne.jp/bubbagump-0404/bubbagump-0404.hatenablog.com/config/design/detail 

R0010529

grennzのオープンランチで出会った舟之川さん。
本当にアクティブで、「そのアクティブの原動力は?」という関心から
インタビューさせていただきました。 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック