2015年06月

2015年06月29日

天才肌のヤツ

何をもって「天才」というのかは人によって定義が違うのかもしれないけど、
「この人、天才肌だ」と思わずを得ない人に最近出会いました。

今、参加しているジャーナリストキャンプでいっしょの班になったその人は
同い年の新聞社のエンジニアです。

何かと彼の言動に腹立つことが多く、イライラすることが多いのですが(笑)
1ヵ月弱接していくうちに、どんな人なのかというのがようやく見えてきました。

エンジニアということで、まずは頭がいいです。
「話してもわからないと思うけど、」という枕詞をよく使われ、これまた
イラっとするのですが、話す内容が高度。

論理的で、目上の人にも理論で立ち向かう。
だから、「社内でも怖がられている。上司にも後輩にも」。

本人も「人の立場であまり考えないから、怖いとか冷たいとか言われる」と
自覚があるようです。

そして、言うことがごもっともな正論。
正論だからこそ、言い訳ができない。逃げる余地を与えてくれない。

そこが「冷たい」と言われる理由なんだろうなと思う。

逆に、「痛い所」をついてくるから、自分の弱さや目をつぶっているところを
掘り出される。おそらくそれが、「イラつく」原因なんだろうなって昨日感じました。

話てて、まさにその「痛い所」をたくさん指摘され(当の本人は普通に話しているだけ)
悔しかった。「そうだね」しか言えない。ごもっともだと心の中でつぶやく。

「わかってるけど、出来ないこともある」という言い訳と、「何で出来ないのか」という
自問自答をせざるを得なくなる。


新聞社に勤めてるのに記者にならないのかと聞くと、「ならない」と。
「記者は先が見えてしまう。でもエンジニアは可能性が無限で面白い」と。

かと言って、彼が最初から天才肌ではないということも知りました。
努力もしている。
「最初は怖いよ。でも“無理かも”っていう壁をどんどん乗りこえていくしかないから」
そこに人間らしさを感じた。

昨日、一番腹立ったのは「記事書いて食べていけんの?」っていう一言。
これも普通に疑問に思ったことを口に出してるだけど思う。
その裏に「本気でやってるの?気持ちが感じられないんだけど」っていう声が聞こえた。

私の中の「怖さ」を見つけられてしまった気がした。
その怖さを克服するには、彼の言うとおり、「乗り越えるしかない」のだと思う。










 

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2015年06月24日

神さまが降りてくるとき

書くことが好きなのですが、脇目も振れずに言葉が溢れてくる感覚というのを
今までに何度も経験しています。

このブログ記事もそうだし、何かの課題とか宿題とか。
エントリーシートとかもそうだな。

言葉で表すなら、「一心不乱」で書く感じ。
気づいたら完成していて、もう一度同じこと書けって言われたとしても無理。

そういう感覚って、私以外に思う人もいるんだって今日初めて思いました。

今、あることの取材をしていて、その記事作成をしています。
一流のデスクがついて指導してくれているんだけど、そのデスクが同じことを
言っていました。

「神さまがね、降ってくるんだよ」

現・新聞記者のデスクは昔は手書きで原稿を書いていたから
「神さまが降りてきたとき」は腱鞘炎になるくらい書きまくったという。

ボールペンのインクがまるまる一本なくなるくらい、書くんだとか。
その時、息をするのも惜しいと言う。

その感覚、すごくよくわかる。

神さまが降りてくるかどうかというのは、正直読めません。
それでも、「伝えたい、書きたい気持ちが強ければ、神さまは来てくれるよ」と
デスクは言ってくれた。

今週がその第一の山場。
書きたい気持ちは溢れている。
あとは、神さまが降りてくれるかどうか。

金曜日までが勝負だな。
 

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2015年06月21日

悔しいと思う気持ちの裏側を考えてみた


今日、めっちゃ悔しい思いをしました。
本当に涙が出るほど悔しくて、帰ってからはやっぱり涙が出ました。

ここ数年を振り返って、こんなに悔しい思いをしたことはなかったかも。
いや、今までの人生を振り返ってもないんじゃないかと思うほど

悔しかったです。

今も悔しい気持ちは変わらないんだけど、ちょっと落ち着いたので
その気持ちを少し考えてみました。

な ん で く や し い の か ?

お風呂ん中で考えた結果、ある結論に達しました。

「それだけ頑張ったのだ」

ということです。

そう、全力で取り組んだからこそ、そしてその成果が良いものになると
信じているからこそ、こんなにも悔しいんだと思います。

今まで、ここまで悔しい思いを感じなかったのって、
どこかで自分が当事者じゃないと思っていたからだと思います。

「仕方ない」

そう思ってることが多かったのだろうと。
諦めの気持ちの裏には、もしかしたらそれだけ努力してなかったり、
それだけ自信がなかったりしたからかもしれません。

今回は「仕方ない」なんてこれっぽちも思いません。
どうにかして挽回してやろうと、今に見ておれ、と負けるもんか精神が爆発してます。

夜の3時半になってしまったけど、この気持ちを冷めないうちに書き留めたかった。
明日また目腫れそ・・・




 

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