2015年01月

2015年01月17日

小さなお嬢さん

帰宅して、アパートの階段で、小さなお嬢さんとそのお母さんとすれ違う。

「こんばんは」と、お母さんと挨拶をする。

お嬢さんは、モジモジ…

お母さんが、「ほら、こんばんはの挨拶は?」と促す。

お嬢さんは、笑顔だけど、モジモジ。


「ごめんなさいね」とお母さんが言い、すれ違う。


自分の部屋の鍵を開けようとした時、階段の下からお嬢さんの声が聞こえてきた。

「こんばんは!」

お母さんが、「今言っても遅いのに」と言ってる声が聞こえる。

「こんばんは!こんばんは!」と、お嬢さんが連呼していた。

かわいいなって思った。
ちゃんと、聞こえたよ。
ありがとうね。

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イタリアの小さな友人が私の似顔絵を描いて送ってくれました
ありがとう。

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2015年01月03日

新年の挨拶とご報告

明けまして、おめでとうございます
2014年はみなさんにとってどのような1年でしたか?
2015年もみなさんにとって、素敵な1年になりますように


ご報告ですが、年末に勤めていた会社を退職しました。
全然言ってなかったんですが、体調を崩し、去年の春から休職をしていました。

今まで、何かを途中で投げ出したり、自分が選んできた道を進むことを
諦めるということをしたことがなかったので、この決断は本当に本当に苦しいものでした。

はじめは、自分が病気であることを受けいられませんでした。
私は「弱い」ということが大嫌いで、いつも強く、元気で、笑顔に!を
モットーとして、物心ついた時から生きてきたので
病気のせいで何かが出来ないとか、アクティブに動けないということを
認めることができませんでした。

なので、ほとんどこのことは周りに言うことなく隠していました。
とても恥ずかしいことのように感じられたからです。

それでも、治療を進めていくうちに「自分は重度の病気である」ということを
自覚しはじめました。これが第一関門の突破だったと今は思います。


せっかく入れてもらった会社で、たくさんの人にお世話になっているのに!
私は海外へ行きたいのに、こんな所で止まっていられないんだ!早く復帰したい!
そう毎日思ってました。誇張ではなく、本当に毎日考えていました。


その一方で、自分のことをちゃんと見られるようにもなっていきました。
目先のやりたいことではなく、5年後、10年後どうなるのか?
今の体の状態で持つのか?そう、冷静に考えらえるようにもなりました。

その結果、まずは自分の身体のことを考えるのが一番だという結論にたどり着きました。
退職することは病気に負けることではない、と。
本当の強さというのは、どんな状態の自分でもそれを受け入れることだと思いました。


今、こうして大切なものを手放して、人生で初めて無職になって不安なことだらけですが
苦しいのは今だけだと思っています。今、耐えれば、また別の道が開けると
強く信じています。


たくさんのエールや温かいメッセージをもらえて、支えられて本当に自分は
恵まれているんだなって心の底から感じます。

会社の上司や人事の方、仲間にも本当に良くしてもらいました。
「身体が一番だから」と、組織より個人を尊重してくれる風土にただただ頭が下がりました。

今年も引き続き闘病の年になりますが、必ず元気になりたいと思います!
みなさんに報告できてよかった


長々と失礼しました。最後まで読んでいただきありがとうございます!
今年も引き続き、どうぞよろしくお願いします

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イタリアの友人の女の子が書いてくれました。
「マネキネコ」です 福が入ってきますように

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