2012年10月
2012年10月30日
1 week notice
毎朝の朝礼で、「ひとつ、私事ではありますが、お知らせがあります。」
という店長の言葉にまさかね、と思った。
「私、異動することになりました。急なんですが、11/5には次の所で働きます。」
予感は的中。
私にとって初めての“店長”で、前回のブログでも載せた洞察力の強い店長。
早くもお別れとなりました。
そして、後任の新店長はなんと女性です!
これはある意味ありがたくもあると思いました。
巷ではジェンダージェンダー言われていますが、
やはり、男性と女性とでは相容れない所があると思います。
早い段階で、自分のロールモデルになる女性のキャリアウーマンを
間近で見ること、接することができるのはある意味ありがたいと思います。
まぁ、相性等あるので、これが吉と出るか凶とでるかわかりませんが、
少なくともマイナスにはならないと思っています。
でも90人ほどのスタッフを統括するのは本当に難しいと思う。
さっきも言ったけど、人なので「相性」は必ずある。
それをどうやって克服するか、それが人間関係の社会において
けっこうはウェイトを占めると思っているので。
来月から、お店の雰囲気も変わるのかと思うと
ちょっとワクワクもするな。
しかし、この会社、本当に異動が多い!しかもけっこう突然(笑)
今の店長、2人目のお子さんが生まれたばかりなのに、引っ越しを伴う異動で
しかも2週間切ってる中で大変そうデス。
私もこれから全国(全世界)を飛び回ることになるんだろうなぁ。
ま、全国に知り合いが増えるのでよしとしよう。
今の店長ともあと1週間ほどでしばしのお別れ。
なんかね、好きなんだよね。どうやっても距離が縮まない人もいれば
自然と近寄れる人もいる。この店長は後者でした。
チクチクダメだしを言われたり、ズバッと痛い所指摘されたりしてるんだけど、
なぜか話にいきたくなる(笑)きっともうすでに「弱い」自分を見せてるからかもね。
逃げではなく、弱い自分もまたそれなのだと。
そしてそれを出せる人こそ、きっと近づくことができるんだと思います。
去年の今頃に書いて「未来郵便」に投函した自分への手紙。
横浜のアートイベントでそいういうのがあったので。
ついこの間届きました。忘れてた頃に届くと面白い。
ホントに毎年予想だにしなかったことが起こってるんでるんだよね。
まじでドキドキするわ。1年後、半年後、どこで何をしてるのか、読めない。
わからないからこそ、きっと期待できるんだろうね。
2012年10月21日
28年間避けてきたこと
「今まで、人とぶつかってきたことないでしょ?」
わずか、10分たらずの会話の中で、ずばり私の“本質”を言い当てた店長。
「ないです・・・」と答える。
「この3日間どう?」という質問に、「停滞してます。。」と答えた一言から、
その原因をずばり言い当てた店長。すごい、と思った。
「なんで停滞してると思う?」それに対して答えたことに対して、
「本当にそれが原因?」と一つひとつ解き明かしてく。
たとえば、私は服の「たたみ」がめちゃくちゃ下手くそなことに対して、
近くのスタッフをつかまえて、「ねえ、どうやったら服たためるようになる?」と聞く店長。
「そうですね、数たたむことと、あと、服に折り目がついているんで、その通りにたたみます。」
とそのスタッフの人が答えた。それをふまえて、「難しいこと言ってないよね?」と店長。
「家でどのくらいたたむ練習してる?」と聞かれ、
「朝晩にたたむ練習してます。」と答える。
「何枚くらい?」と聞かれ、
「えっと、5枚くらいです・・・」と答える。
「じゃ、5枚×2回の10回ってこと?」
「はい・・・」と答える。
「やってないよね?」と言われ。
「はい、やってないです。。」と答えるしかなかった。
「店長になるんでしょ?焦ってるって言ってるわりには、行動が伴ってないよね。
思うこと、アウトプットしてってください。ウチの会社の社風は“まずやってみる”だからね。」
そう、言われました。
「今、お付き合いされてる人いる?」と聞かれ、
「いえ、いないです。」と答える。
「じゃ、前に付き合ってる人いた?」と聞かれ、
「はい、いました。」と答える。
「その時、自分の言いたいこと言ってた?」と聞かれ、
言葉につまった。「言えてなかったです・・・」と答える。
「いいなりってこと?」と突っ込まれ、
「いえ、あの、はぁ・・」みたいな返事しかできなかった。
「人とぶつかってください。」
その言葉を最後に、店長からのフィードバックは終わりました。
核心をつかれたことに、衝撃と怖さを感じました。
そして、これを乗り越えなければ、私はいつまでたっても自分を受け入れられない、
そう思いました。
人とぶつかることを、考えたら今までずっとずっと避けてきました。
何か決める時も「これがいい」ではなく、「これでいい」と言ってきました。
そして、今、この難題をつきつけられ、めちゃめちゃもがいてます。
この殻を打ち破りたくて仕方なくて、でもものすごく怖くて仕方ないです。
人に嫌われたくない。自分を出すことで、相手に良く思われないのなら、
避けよう、我慢しよう。
そうやって、どれだけ希薄な人間関係を築いてきたか。
いつかは乗り越えないといけない壁に、今、ぶち当たりました。
もしかしたら、こんなに大きな壁は最後かもしれない。
それを乗り越えるか、また避けるかは自分次第です。
でも、これを越えなければ、私はこの道を進めません。
コワい、本当にコワい。でも、やるしかないんだよね。
店長になるのなら、スタッフを指導するのは当たり前。
高い基準をもって、店舗運営しなければ商売はできません。
「評論家」はいりません。「実行者」のみ求められてるのだから。
あぁ、どうか越えられますように。
一世一代のチャレンジです。
整体師であり、ヨガ師であり、アーティストでもある、素敵なお姉さん。
彼女が、私のために一枚一枚書いてくださいました。
本当に彼女の言葉とイラストに救われます。
ありがとうございます。
「ひでちゃんのまだまだ眠ってるパワー
まだまだ発揮してない部分、引き出していけますように」
ありがとうございます。そのパワー引き出したいです。
2012年10月11日
リ・スタート
みなさん、お久しぶりです!
約1か月ぶりの更新となってしまいました。
この1か月にいろいろなことがあったので、
報告がてら綴っていきたいと思います。
まず、9月14日付で前の会社を退職し、
9月16日付で次の会社へ入社しました。
そうなんです。転職したんです。
自動車業界から小売り業(アパレル)という完全に異業種への転職。
さんざん迷い、考え、たくさんの方々に相談にのってもらい、決断しました。
そして、本当に「タイミング」そして「縁」があるのだなと痛感しました。
なぜ転職に踏み切ったか。
いろいろあります。「表向き」な理由から「不純」なものまで。
まぁ、ネットというオフィシャルな場なので、ここでは「表向き」な理由を
述べておくことにします(笑)もちろん、本当に思ってることですよ!
「20代の内に海外で働きたい」
これが一番の理由です。まぎれもなく、本当に。
なんで20代かというと、若いうちに、できれば20代で海外で働くということを
経験してみたかった。そして、それを日本に持って帰ってきたいんです。
それにはある本の影響が大きかったんです。
大前研一氏&柳井正氏著書『この国を出よ』。
この本に感化されたことは否めません。なにせ、単純なので(笑)
最初、タイトル見て、「えー!日本を脱出しろってことー!?」っ思ったけど、
読み進めていくうちにほぅほぅと思い始め、巻末にあった最後の一言、
「この国を出よ。そして帰ってこい。」
って一言にずきゅーんとやられました(笑)
あぁ、いいこと言うなって思ったんです。そして、思い立ったら、やりたくなったら
まずは動いてみないと気が済まない性質なので、水面下でごぞごぞ動きはじめたのが
この5月でした。
5月GWに思いつくあらゆる人に会ってもらって話を聞いてもらいました。
転職を考えていること。製造業の将来のこと。興味ある企業のことなどなど。
そして、この時話をした、大学のフットサルの友人が
最終的には私の運命を変えることになったのです。(と言っても過言ではないでしょ)
だめだ、書き出したら止まらなくなる(笑)
ちょっと時間がないので、続きはまた今度にします。いつになるかわかないけど・・・
こんな感じで、今は京都にいます。
早ければ半年後には異動なので、全国どこに行くかわかりません。
こんな感じでとりあえず元気にやってますよ、(毎日へとへと&凹みまくりですが)という報告でした。
皆さんにまずは報告できてよかったよかった。
では、また!
私の新しい部屋のキッチンからの眺め。
好きなものをそろえて、毎日ごきげんに。