2010年10月
2010年10月26日
『永遠の0』百田尚樹
『永遠の0(ゼロ)』を図書館で借りたものの、読み始めたのが遅く、
返却期限を過ぎてしまい心惜しくも返そうと思った日の前日。
会社の人に「読み終わったからやるわ。面白いで~」と言って渡されたのが
何と『永遠の0』だった。
何たる偶然めっちゃ嬉しかった。夢中で読みふけりました。
出逢うべくして出逢った本だと思います。
これは主人公の健太郎と姉・慶子が、自分たちの亡き実の祖父・宮部久蔵が
どのような人物であったのかを知っていく物語。
宮部久蔵は、第二次世界大戦で戦死した。特攻隊として。
最初は、読者も孫の健太郎たちも「宮部久蔵」という男がどのような人物だったか知らない。
宮部のことを知っている人を頼りに、当時の戦争の事実と、宮部の人物像が
徐々に明らかになっていきます。
零戦、空母、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ラバウル、ガダルカナル・・・
恥ずかしながら、詳しくは知らなかった言葉や歴史を彼らの話を通して知りました。
末尾に掲載されている「主要参考文献」の数の多さから、作家の百田さんがどれだけ
より近い「事実」をここで打ち出しているのかがわかります。
理不尽過ぎる作戦。
軍隊上部の不条理。
人命軽視の風潮。
特攻隊員の最期。
特に特攻隊についての描写が素晴らしかったです。
「十死零生」という言葉の恐ろしさ。
それは戦った結果としての死ではなく、はなから死が決まった戦いであり、
それを受け入れた若者たちの心の苦悩、
自分の死を意味づける葛藤が見事に描かれています。
まるでモノのように扱われた命。
特攻死願書に「熱望する」「志願する」「志願しない」の3択を強いられた若者。
残され家族の悲しみ。
これらはみな、想像を絶します。
そして、知れば知るほど宮部という人物の人間性に惹かれました。
こういう人を、日本も世界も、意味があるのかわからない戦いの中で失ったんだな・・・って思いました。
「宮部は臆病者だった」
そこから始まるからこそ、徐々に明らかになる宮部の人物像と真実に
引き込まれていったんだと思います。
そして宮部を語る人々もまた、心に傷を負いながらも「伝える」ことを選び、その話しは涙なくしては読めませんでした。そして衝撃のラスト・・・最初から最期まで、目が離せませんでした。
上から目線ですが、自分も含め、戦争を知らない人、現状に甘えている人、
軽率に"Love & Peace"を口にする人にぜひ読んで欲しいと思いました。
返却期限を過ぎてしまい心惜しくも返そうと思った日の前日。
会社の人に「読み終わったからやるわ。面白いで~」と言って渡されたのが
何と『永遠の0』だった。
何たる偶然めっちゃ嬉しかった。夢中で読みふけりました。
出逢うべくして出逢った本だと思います。
これは主人公の健太郎と姉・慶子が、自分たちの亡き実の祖父・宮部久蔵が
どのような人物であったのかを知っていく物語。
宮部久蔵は、第二次世界大戦で戦死した。特攻隊として。
最初は、読者も孫の健太郎たちも「宮部久蔵」という男がどのような人物だったか知らない。
宮部のことを知っている人を頼りに、当時の戦争の事実と、宮部の人物像が
徐々に明らかになっていきます。
零戦、空母、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ラバウル、ガダルカナル・・・
恥ずかしながら、詳しくは知らなかった言葉や歴史を彼らの話を通して知りました。
末尾に掲載されている「主要参考文献」の数の多さから、作家の百田さんがどれだけ
より近い「事実」をここで打ち出しているのかがわかります。
理不尽過ぎる作戦。
軍隊上部の不条理。
人命軽視の風潮。
特攻隊員の最期。
特に特攻隊についての描写が素晴らしかったです。
「十死零生」という言葉の恐ろしさ。
それは戦った結果としての死ではなく、はなから死が決まった戦いであり、
それを受け入れた若者たちの心の苦悩、
自分の死を意味づける葛藤が見事に描かれています。
まるでモノのように扱われた命。
特攻死願書に「熱望する」「志願する」「志願しない」の3択を強いられた若者。
残され家族の悲しみ。
これらはみな、想像を絶します。
そして、知れば知るほど宮部という人物の人間性に惹かれました。
こういう人を、日本も世界も、意味があるのかわからない戦いの中で失ったんだな・・・って思いました。
「宮部は臆病者だった」
そこから始まるからこそ、徐々に明らかになる宮部の人物像と真実に
引き込まれていったんだと思います。
そして宮部を語る人々もまた、心に傷を負いながらも「伝える」ことを選び、その話しは涙なくしては読めませんでした。そして衝撃のラスト・・・最初から最期まで、目が離せませんでした。
上から目線ですが、自分も含め、戦争を知らない人、現状に甘えている人、
軽率に"Love & Peace"を口にする人にぜひ読んで欲しいと思いました。
主人公の健太郎26歳。
彼の祖父の宮部久蔵も当時26歳。
そしてわたし自身も26歳。
その偶然が、やけに胸に響きました。
2010年10月23日
瀬戸内アゲイン
ふたたび瀬戸内に上陸.。゚+.(・∀・)゚+.゚
友人に教えてもらったゲストハウスの宿泊がとれたので、予約しちゃいました。
ゲストハウス九龍(くーろん)@直島。
ちょうキャンセルがあって、そこにするりと滑り込みました
また出遅れたんだけど、色々ルートを考え、高松港→男木島→女木島→直島と移動することにし、
そしてそうしました。
くーろんでは無料でネットが使えるということで、こうしてブログ更新してます。
またゆっくり報告しますね。
楽しい出会いもまたあったので
2010年10月18日
滋賀な休日【永遠少年少女@コスモス畑】
コスモス畑@滋賀にて。
大阪から滋賀に来るという皆さんに便乗した土日。
「はじめまして」の人がほとんどだったけど、深夜2時まで飲み、
お腹がよじれるほどわらって、
とても楽しい時間を過ごせました
どうもありがとうございました。
本日は晴天なり
見渡す限り
コスモス
みんなアピールしてくるし
ハチ
これはおいしいだろうなぁ
「だるまさんが
ころんだー」
「タッチ!」
ジャンプ!
ジャンプ!!
ジャ-ンプ!!
とぅーー!!
無邪気にはしゃぎました。
永遠少年少女。
フォーエバー17です(´∀`)
集合写真
青春まっただなか
いくつになっても遊び心は大事ね
ちなみにこの日はCLUB HARIEのスィ-ツ食べ放題に
タルト、モンブラン、ガトーショコラ
そして焼き立てバームクーヘン
でも、、後半みんなヤバかったね(笑)
立てないくらいお腹いっぱいになりました。
ちゃんちゃん
大阪から滋賀に来るという皆さんに便乗した土日。
「はじめまして」の人がほとんどだったけど、深夜2時まで飲み、
お腹がよじれるほどわらって、
とても楽しい時間を過ごせました
どうもありがとうございました。
本日は晴天なり
見渡す限り
コスモス
みんなアピールしてくるし
ハチ
これはおいしいだろうなぁ
「だるまさんが
ころんだー」
「タッチ!」
ジャンプ!
ジャンプ!!
ジャ-ンプ!!
とぅーー!!
無邪気にはしゃぎました。
永遠少年少女。
フォーエバー17です(´∀`)
集合写真
青春まっただなか
いくつになっても遊び心は大事ね
ちなみにこの日はCLUB HARIEのスィ-ツ食べ放題に
タルト、モンブラン、ガトーショコラ
そして焼き立てバームクーヘン
でも、、後半みんなヤバかったね(笑)
立てないくらいお腹いっぱいになりました。
ちゃんちゃん
2010年10月16日
守られている
失敗の連続で、
色々な人を怒らせ、混乱させ、
ここで働けるかの前に社会人としてやっていけるか
疑問を持たざるを得なくて、
行き詰っています。というか、常に行き詰ってます。。
そんな中、生産管理室での宴会がありました。
あんまり乗り気ではなかったんだけど、
最高級の近江牛が食べられるという食い気が勝り、参加しました。
普段、仕事以外ではほとんど話さない希薄な関係でも、
こうしてお酒が入ると一時的にでも楽しい雰囲気になります。
まぁ、こういう機会だしと思い、一言挨拶しがてらお酒をつぎにいったとき
何人かの方に温かい言葉をもらいました。
それが意外だったというか、「こんなヤツいらない」くらいに思われていると
思っていたので、そのギャップに驚いたとともに、深く感動しました。
「色々言われることもあると思うけど、あまり気にしないように」と言ってくれた方、
「オレも入社2年目くらいまではひどかった。そして、その出来なさを自覚もしていた。
愚痴とか悩みとかあったりしたらいつでも聞くから」と言ってくれた方。
そして、わたしのミスや間違いを常に指摘・フォローしてくれるグループの上司には
「来週からもがんばってもらわないと」との言葉。
勝手にひとりで戦ってるって思ってた自分が恥ずかしくなったと共に、
どれだけの人に守られているのかを身にしみて感じました。
やるべきことは、もうわかってる。
ただそれが、出来てないだけ。
来週もがんばろう。