2010年09月

2010年09月27日

滋賀な休日【白髭神社&風月堂】

最近ウェットな記事が続いたので・・・笑
今月最初に行った、滋賀の近江高島のドライブの話で心機一転

前々から行ってみたかった白髭神社
国道161号線をツーリングで走った時、「わおぉ!!」っと思ったのがこの神社。

なぜかというと、湖中に鳥居が立っているのです
一瞬、宮島を彷彿させたほど(規模は全然ちっちゃいけど)で、ゆっくり見てみたいなって思いながらも、いつもバイクで通過してました。

大学の同級生の彼女を誘い、プチ遠出のドライブ
この日は天気がものっすごい良く、というか暑くて外に長時間いられない程の休日日和でした。


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道の駅によって一休み。青空が気持ちい。

琵琶湖大橋と彼女









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ビキニのお姉ちゃん。


思わず隠し撮り(笑)











道の駅から走ること、50分弱。
おー見えてきた、見えてきた!!

今日の目的は白髭神社&風月堂
風月堂とは休日限定でやって来るワゴン売りのホットドック屋さん。

これも前々から行きたかったんだぁ
ついに買うことができました。お腹空かせてきたしね。

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味のあるワゴン。中にいるおっちゃんがとても気さくな人で

風月堂と彼女。











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「写真いいですか?」って聞くと、「化粧直ししてこなくっちゃ」っていう回答

こういうノリちょー好き。

「今度『秘密のケンミンショー』に出るよー」って言ってたな。







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遠目で見るとこんな感じ。


思わず立ち寄りたくなりませんか??


風月堂とわたし。








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そしてこれがホットドック。

雰囲気で美味しくいただきました

暑い日に熱いホットドックも、たまにはいいものです。








そして、小腹を満たした後は、ここから3分の白髭神社へ




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これだけ見ると、宮島に似てると思いません?


でも、琵琶湖です。
淡水ですヨ(*゚∀゚)っ











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ここに座ってると時間がとてもゆっくり進む気がします。


良い眺めでした










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こちらが白髭神社の境内。

上まで登れたんだけど、暑過ぎて断念










滋賀って見るところいっぱいあると思うんだ。
「滋賀って何もないー」って失礼ながら、言う人もいるけど、それは探してないだけ

わたしは行きたいところだらけです。またどなたか付き合ってください。
ドライブがてら、滋賀散策しましょー




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帰りに「道の駅」のコンビニで何やらの限定ソフトクリームをいただき.。゚+.(・∀・)゚+.゚
満足満腹の休日でした。にんにん



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bubba_gump at 21:59|PermalinkComments(8)TrackBack(0)休日 | グルメ

2010年09月24日

"Split the Difference" by Mr.Children

「目的」とか「理由」とか、

深く考えるのやめて

「ボランティア」とか「ドネーション」とか

人の善意とも無関係


演奏したい人がいて

それを聴きたい人がいて

ただただ楽しい時間の為に音楽が存在する


そんな音楽の「あたりまえ」を一緒に。。

いかがでしょう?


Mr.Children


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9/4から2週間限定で上映された、Mr.Childrenのドキュメンタリー映画"Split the Difference" 。
愛用の京都シネマで上映されていたため、行ってきました。

「音楽」という根本に立ち返って、それらを楽しそうにエンターテインするミスチル。
そこに集う仲間とゲストたち。

音楽というのは、自己表現のひとつ。
ミュージシャンたちは色々な目的のために奏でるのだと思うけど、ミスチルは売れるためのものとか
お金のためとかよりも今は自分たちの思うことをメッセージとして織り込んで表現しているのだと思う。

幸い、ミスチルは多くの人に共感される面が多いため何をしても支持されることが多いと思う。
自分たちのメッセージを肯定的に受け入れられる彼らは、きっと恵まれているんじゃないかな。

上から目線だけど(笑)でも、昔からの一ファンとして、客観的に見るとそう思える。


そんな彼らが、「Mr.Childrenの最高の状態を記録する」為に計6回、
全部で1000人程の前でレコーディングした音と映像の記録がこの映画だそうです。


約120分の本編は、選曲がたまらなく良く、またミスチルとその周りの人たちの生の声が入っていて、
ファンにはたまらないものでした。

小林武史ってこんな声&話し方をするんだーって思ったり、JENには爆笑さすられることも多々あった。ゲストのスガシカオとsalyuもよかったなぁ。


10年前の曲を「現在」の桜井さんが歌うと、さらに深みがあるというか、その時の彼らの苦しみや迷いを全て包み込んで放たれているように思えた、"Everything(it's you)"や、
こんな良い歌詩だったけ!?って思う"横断歩道を渡る人たち"。

京都シネマというミニシネマだったからか、音が良くて、何だか音楽に包み込まれている
錯覚を起こしました。これは、映画館で観ないと醍醐味が味わえない作品かもしれません。

観る前にヒドイ頭痛に襲われていたんだけど、観終わった後はスッキリしていて、
身体と心に溜まっていた老廃物を浄化してくれた程、胸に響きました。

ミスチルを好きでよかった。

ありがとう。これからもずっとファンでいます。

mrchildren01



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bubba_gump at 01:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Music | Movie

2010年09月23日

求めていた言葉

寝る前の読書。

『対岸の彼女』を読み始めたのが23時過ぎ。
そして、最後のページを読み終えて、時計に目をやったのが午前3時過ぎ。

4時間、時間を忘れて読みふけっていました。

どんどん、本の中の世界に惹き込まれて行ったのは、
今の自分の心情とシンクロするところがあったからか。


最近、あまりよろしくないことが立て続けに起こり、心身共に何かにを求めている。
すがりたい、という思いの方が強いのか。


最後の方に出てきた言葉を、何度も何度も読み返し、泣いた。
そうだね、これがわたしが今欲しかった言葉なんだなって、感銘を受けて。

同じ本を読んでいても、その時の立場や心情によって、
立ち止まる言葉と素通りしてしまう言葉があると思う。


『対岸の彼女』は、見事にわたしの心を捉えた。


「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。

生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。

出会うことを選ぶためだ。

選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。」


この言葉を求めていたんだよ。偶然か必然か、見つけることができた。
ありがとう。誰に感謝するでもなく、感謝します。


taigannokanojo


角田光代。
また素敵な作家に出逢いました。


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2010年09月21日

『八日目の蝉』角田光代


角田光代は名前こそはよく聞くが、まだ一度も読んだことがなかった。
この本で出会ったんだけど、見事にわたしの琴線に触れました。


これは、ふたりの女性に焦点を当てた物語です。


不倫相手との間に出来た子供を堕ろすことになった29歳の希和子は、彼の赤ちゃんを誘拐する。
その子の名前を、「薫」と名付けて。


19歳の恵里菜は家族と学校とに馴染めずにいた。「誘拐された子」というレッテルを拭えず、
もう拭おうともせず。彼女もまた、父親になれない男性の子を身籠る。


悪いのは誰か?

不倫相手の子供を誘拐した希和子か。

不倫をし、希和子に堕ろさせた丈博か。

希和子を中傷し続けた、丈博の妻か。

何らかの事情持ちの女性を「受け入れる」ことで成り立っている組織か。

「誘拐犯に育てられた子」と奇異の目で見る同級生たちか。

父親になれないとわかっていながら不倫関係を続けた岸田か。


うぅん、誰が悪いのでは、ない。誰が悪いと糾弾するための物語でもない。
善と悪に二分できるほど、世の中は単純ではない。

誰もが時には加害者であり、被害者でもあるのだと思う。
しかし、その一方で犠牲になるのは常に、子供たちなのだとも思う。


胸を打ったのが、守ってくれるのもなどなく、ひたすら逃げ続ける希和子の
ただただ薫へと注がれる底知れぬ愛情。

逮捕の瞬間、薫と引き離された時に希和子が叫んだ一言に、涙があふれ出た。
それは、わたしの予想を遥かに超えた一言だったから。


そして、「好きになる、と、好きでいるのをやめる、ということが
どういうことなのか、私にはわからない。…会わなければ忘れるはずなのに、
会いにこられたらどうすればいいのか分からないわからない。」と言う、恵里菜の揺れる気持ち。


悩む恵里菜に向けて、放たれた友人の言葉もまた、感動的だった。
「ねえ恵理菜。あんたは母親になれるよ。ナントカさんて人と、いっときでも恋愛したんでしょ。
自分が好かれてる、必要とされてるってわかったんでしょ。だったら母親になれる。」



母親になるとは、どういうことなのか。命を授かるとはどういうことなのか。
今のわたしはただ、想像するしか出来ない。

ひとつ確実に言えるのは、新しい命が宿ることは奇跡に近いことであり、
また子供を産む・育てるというのは易しいことではないということ。


わたしも将来、母親になると思う。
その時にまた、手にとってみたいと思える本でした。



八日目~1

八日目の蝉は孤独ではない。
まだ見ぬ世界に他の蝉よりも多く、触れているのだ、と。

そんな風に感じました。


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bubba_gump at 23:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)book 

2010年09月19日

理由がないもの

先週はダウンしてました。。

3年ぶりくらいに熱が出て、耐えられない頭痛と、ありえない程の扁桃腺腫れとで2日ちょい寝込み、
大事な会議をすっぽかしました


ふらふらしながらクルマで行った病院で、明るく感じの良い女医さんに出会いました。
とても自然に最近の体調や状況を聞き出してくれたので、こちらも素直に色々話せました。


その中で、最近体重が減っていて、異常なほど汗をかくことをつぶやいたら、2~3個質問をして、
優しい表情でこう言われました。


「バセドー病って聞いたことあるかな?最近では歌手の絢香さんがかかったもの。もしかしたら、
それかもしれないわね。若い女性にかかりやすいものなの。でもまだわからないから、様子みましょう。」


それを聞いてから、目の前の景色がちょっと変わって見えるようになりました。


"バセドー病" その名前をかなり意識するようになり、1日に何度も脈を計ってしまったりもする。
「まだわからないじゃん。大丈夫、違うよ。」そう自分に言い聞かせる。


「自分は大丈夫」そういう根拠のない自信が若さ故にあります。今までも色々無茶してきたり、危険な目にもあってきたりしたけど、何かに自分は守られているんだって思っているし、今でも思っている。


でもその自信って、結局何の保証もない。そう思いこんでるだけなのかも、と思うようにもなりました。


健康である時は、その大切さを意識しないけど、いざ自分がその当事者になると今までのことを途端に感謝するようになる。と、同時に起こることは受け入れるべきなのかもしれないと思うようにもなる。


身体のことは本当にナゾだらけ。病気というのは、何らかの原因があっての結果かと思いきや、
そうでもないものもある。突然やってくるもの、理由なくあらわれるものもある。
このバセドー病がそう。なぜ発症するのかの原因が未だにわかっていないみたい。


なんでわたしが?と、理由を問いかけたくなっても、理由がないものもあるのではないかって思う。
それはきっと、無条件で受け入れなければいけないのかもしれない。


今回はこのバセドー病の話があってから、違う目線で物事を見出した自分に気づきました。
まとまりのない文章でゴメンナサイだし、このこと書くか迷ったけど、今わたしが思うこと、そして
不安を書き表したかったんです。


今は元気になりました
ウチの会社は3連休がないので、明日からまた頑張って会社いきまーす!
今週はまたバードな1週間 溜まってる仕事もコワイのぅ

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