2008年01月

2008年01月29日

『母べえ』

映画三昧の日々です。
こんな生活、学生の時だけですねっ。
「映画1000本計画」に向けて観続けてますまる

今日はおススメ映画『母べえ』のご紹介鐘

『母べえ』(山田洋二監督 2008)
★★★★★(星5つ!)

26日に公開になったけど、実は去年ウチの大学で先行公開して、ちゃっかり観てました。星5つつけます、この作品。この作品の5割は主演・吉永小百合さんの魅力と言っても過言ではないです。62歳とは思えない美しさ、品の良さ拍手作品の中では多分20代の役なのに、あまり違和感がありませんでしたダメ

舞台は昭和15年東京。野上家では父親のことを「父べえ(とうべえ)」、母親のことを「母べえ(かあべえ)」、二人の娘初子と照美は「初べえ」「照べえ」と呼んでいた。ある日、文学者である父べえが治安維持法により検挙され政府に連行されてしまう。大黒柱を失ってしまった家族の元に、父べえの教え子の山ちゃんが尋ねてきて、野上家を支えていく・・・


戦前から戦後の移り変わりを、家族愛を中心に描いていて、戦争の残酷さというのを、家族が引き裂かれたり、大切な人が亡くなったりする哀しさ悔しさから汲み取ることができます。

戦争という大きな出来事を、家族という小さな輪からの視点で見ることができました。出演者は吉永小百合、浅野忠信(この人は何でもできる)、坂東三津五郎、志田未来、壇れい、笑福亭鶴瓶など豪華キャストキラキラ

正直、若い世代の人はあんまり観たいと思わないかもしれません。わたしも大学でやってなかったら観てないと思うし。。でも、これはむしろそういう人らに向けたメッセージが強いと思う。本当におススメです。必見!!

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吉永小百合さん、初公開の日に涙を流してました。


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at 13:04|PermalinkComments(0)Movie 

2008年01月24日

This is not the story to pass on.

「これは人から人へ伝える物語ではないのだ。」


このタイトルを訳すとこうなります。
英語の"pass on"には「伝える」という意味ともうひ一つは「忘れる」という意味があります。

つまり、この"This is not the story to pass on."というのは「人から人へ伝える物語ではないのだ。」というのと、「忘れてはいけない物語なのだ。」という逆説的な意味を二つ含んでいるのです。

はい、何のことだかわかりませんね笑顔汗
これはわたしがゼミで勉強した物語です。只今レポート作成中メモ その息抜き書いています。あともう少しなんだけどな~提出まであと一日あるという、ギリ子のわたしにはかなりの進歩です(笑)


これは"Beloved"(邦題『ビラヴド』)という小説でアメリカ人ノーベル賞作家Toni Morrison(トニ・モリソン)の作品です。彼女自身が黒人というのもあるんだけど、これは奴隷制度について書かれています。

みなさんにも忘れたい苦い過去ってあると思います。わたしはアリアリです(爆)忘れたいのは思い出したくないから。思い出すことによって、再び傷つくのが怖いから。違うかな。

この主人公Sethe(セサ)も同じです。
黒人奴隷として辛い思いをたくさんして、それを誰にも語らずにいます。しかし、ある時彼女の前に突然女の子が出現します注意

18,19才くらいの女の子の名前は"Beloved"「愛されし者」。彼女はなぜがSetheの過去を知りたがります。Setheも徐々に、傷つきながらも自分の過去を話すようになります。一体彼女は誰なのか、その目的は?そしてSetheの行く末は??

はっきり言って、めちゃめちゃ読みにくい話です。なぜなら、時制が交錯するから。でも、バラバラになったピースが、読み解いていくうちにひとつずつはまっていく感じですカギ


消したい過去と対峙し、向き合い、そして克服していく様子が書かれている"Beloved"。奴隷制というものがどのようなものかを現代に伝えています。「これは、過去の話、忘れられていく過去ではない。」と。感動的な作品です。興味ある人は読んでみてください。あ、わからなかったらわたし解説するんでまる(笑)

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それでは、レポートに戻ります!
チャオ走る

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2008年01月22日

松田翔太にゾッコン

やばい、やばずぎる!
松田翔太かっこよすぎドキドキ大

きっかけは『ライアーゲーム』再放送(深夜)
はまりました、このドラマキラキラキラキラ
このドラマの紹介もまたここでしたいです。

役がかっこ良かったってのもあるけど、
演技上手すぎでしょ~お見事だったよ拍手

松田翔太くんは父に松田優作、母に松田美由紀、兄に松田龍平という芸能一家。17歳のときから2年間留学していたこともあって、英語も堪能音量

頭の良さが伺えるクールな話し方も魅力的。
久しぶりにかっこいいと思える俳優です。
っていうかツボです(笑)

自己満のブログになってしまいましたが、
かなり熱い若手俳優だと思います。

これからも注目していきたいなり電球

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今、PCの待ちうけですラブ




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青年の主張

今日、最後の授業が終わりました。
前回にも書いた「青年の主張」授業、最後にふさわしいものになりました鐘

クラスは15人の仲間と先生。みんな英文というのもあったけど、ゼミと同じくらい雰囲気が良かったなぁ~それぞれが自分の夢、学生時代に学んだこと、挫折したこと、思うことを壇上で話ましたウサギ



友人に「ひとりで行動できなきゃダメだよ」と言われ一人でフランス旅行に行った人

この4年間で人の話を聞く大切さに気づいた人

念願のキャビンアテンダントになれた人

教師になるために大学院進学を決意した人

英語が嫌いだったのに英語教師になった人

寒いのが嫌いだから将来は沖縄で暮らしたいと語った人

国際協力団体に就職するために、一度働いてから大学院に行く予定の人

英語が嫌いで英文科に入って苦労したけど、英文学が好きになった人

再来月結婚する人

自分に誇れるものがなかったけど、夢を見つけた人・・・



みんなヤバイよ。
熱いよ拍手

え、わたし?ナイショ笑顔でも、かっこよく言えたよ(笑)満足OK

あと今週末に「課外授業」が居酒屋であります(笑)楽しみ音符
夢をもつこと、語ることの意味を実感しました。



わたしは今「ありがとう!」と叫びたい。

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2008年01月19日

始まりのときは、終わることなんで考えもしない。

今日最後のゼミが終わりました。そして、来週の月曜日が最後の学校、最後の授業となります。小学校から授業を受けてきて、中学そして高校・大学進学を決意し、今までこうやって生きてきました。

その節目節目で、何度も別れを経験してきました。でも、今回は決定的に違う。それは、「学生を卒業」ということ。16年間の学生生活に終止符が打たれようとしています。

中学卒業して、すぐ働くという選択肢もあったし、大学に行かずに就職するってのもあった。でも、今の今まで勉強させてもらう環境にいました。

最後の大学生活、授業をもっと惜しむべきなのかもしれません。
でも、わたしは敢えて普通に受けたいと思っています。変に感情が入ると何か肩の力が入っちゃうんで。

何事も、さよならするのは切ないこと。でも、そうしなければいけないのです。『くるみ』の歌詩にある「出会いの数だけ別れは増える」という言葉が胸に響く。確かに現実的には、終わってしまうんだけど、きっと心ん中ではずっと生き続けています。

というか、活かさずを得ない。
すべての経験が、出会いが、自分の中に溶け込んでいるのだから。


月曜の最後の授業は教職の授業。
テーマは「青年の主張」ということで、何でも好きなことをスピーチするという何ともユニークなものヒヨコ有終の美を飾るには良いものになりそうです。

だいたい言うことは決まってるけど、準備をしよう。
そして、残りのレポート3つ(の内1つは完了キラキラ)で全て終わります。

あと僅かな時間を惜しみながら、
でもあまり意識しなで、挑みたいです。
4回生のみんな。この時間を大切にしようねウサギ





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